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ケーキとなると話はどこからでも始まる in 東京

東京近郊のおすすめケーキ屋さんを食べ歩き

アミティエ@神楽坂で非凡なケーキを食べた話

​おいしいタルトが食べたいと思い立った某月某日の夕方。うまいタルトレットを買うならアミティエでしょ! と、いそいそと飯田橋/神楽坂まで出かけてきました。

しかし、平日の遅い時間(18:00くらい)に行ったのでタルトは全部売り切れ。タルトどころかほとんどケーキが残ってなかった。。。仕方がないので、って訳でもないですが、残っていたケーキを3つ買って帰ってきました。

ローヌアルブ

ガナッシュクリームとチョコのビスキュイ生地を層にして、上にカカオを混ぜ合わせたメレンゲが刺さってます。

正直上に刺さっているメレンゲはちょっと食べづらい、ケーキと一緒に食べるってことはしづらいです。メレンゲ自体は、甘みたっぷりのメレンゲにカカオパウダーの苦味がプラスされた複雑なお味でとても良いです。僕はメレンゲが好きなので一体感を楽しみづらくても、メレンゲがいっぱい刺さっているのは嬉しいですけど。

ガナッシュクリームとチョコのビスキュイ生地の部分は、2種類のチョコレートの味が混ざり合って深みが出ています。さらに口の中でとろけるクリームとビスキュイのザクザクッとした食感がミックスされてとても美味しい。

フランボワジェ

ピスタチオのバタークリームにシロップを打ったスポンジ、フランボワーズのジャムという構成のケーキ。

ピスタチオとフランボワーズの相性は鉄板ですから、当然このケーキが美味しくない訳がありません。ピスタチオのコクとフランボワーズの酸味がベストマッチです。

時にバタークリームをたっぷり使ったケーキはくどく感じがちですが、フランボワジェが二層入っていますが、くどくならずにあっさりと食べられるケーキです。

ショコラプラリネ

グラサージュしたキューブ型のケーキ。ダークチョコレートとミルクチョコレートの2層のムースに少量のプラリネ生地がアクセントになっています。2種類のチョコにナッツの香ばしさ、カラメリゼのかすかな苦味が合わさることで、味に深みが出ています。

味の複雑さが飽きずに楽しめる秘訣。一見チョコづくしの濃厚なケーキとおもいきや、とても繊細なケーキに仕上がっています。

総評

アミティエは並んでいるのはオーソドックスなケーキばかり。ガラスケースに「このケーキはなんだろう?」というケーキを見たことはない気がする。

言うなれば、一見オーソドックで平凡にさえ見えるケーキです。でも口に含めば、それが勘違いだということを知るでしょう。どれもとても繊細に丁寧に作られているからです。

東京でケーキ屋巡りをしていれば「なにこれ?」というケーキとはたくさん出会います。派手なことをやるのは分かりやすいし、奇をてらうことも実はそんなに難しいことじゃないのかもしれない。(そういうケーキも好きですけどね。)

アミティエがやっていることはそれとは別の地平を目指しているのだと思うのです。当たり前を徹底してやり続ける。平凡なことを非凡なレベルまで昇華する。この道中にいかほどの労苦があるのか私にはわかりませんが、その道をひた走るパティシエールに賞賛を送らずにはいられません。

そしてそんなケーキが日常に寄り添う、神楽坂の子どもたちが羨ましくて仕方ありません。誕生日ケーキにクリスマスケーキ、そしてちょっと良い日のお祝いケーキがアミティエのケーキだった子どもたち。思い出の味がこんなに美味しいなんて、素敵すぎやしませんか。

この日は残念ながら食べられなかったタルトがまたうまいんですよね。きっと僕はタルトを買いに、近々アミティエに行くことになるでしょう。

アミティエについて

飯田橋/神楽坂の住宅街にあるケーキ屋さんで、飯田橋駅から徒歩10分強。有楽町線江戸川橋東西線神楽坂駅から歩いた方が近い様です。マンションの1階部分にお店があります。

パティスリー サロン・ドゥ・テ アミティエ
住所:東京都新宿区築地町8-10 KDXレジデンス神楽坂1F
時間:10:00 - 20:00
休み:火曜日
シェフ・パティシエール:三谷智恵さん
website

イートインスペース

イートインスペースはお店の片隅に3テーブルくらいあります。あと、外にテラス席があります。店内のイートインスペースの広さは、高円寺のラブリコチエとか大山のマテリエル、吉祥寺のレピキュリアンに近いでしょうか。外にテラス席があることを考えるとマテリアルが一番スペース的には近いかな。

今日の一曲:今夜はブギーバック


何度見てもテンションが上がる! Beamsのファッションと音楽で時代を振り返る企画。ファッションと音楽で時代を語るっていまもなお可能なのだろうか。